皆さんこんにちは!一橋大学3年生です。
大学生活も折り返し地点を過ぎ、多くの先輩方の「卒業後の後悔」を聞く機会が増えてきました。
それと同時に「自分は今、後悔しない大学生活を送れているだろうか」と考えることも多くなりました。
この記事では、卒業生や先輩方のリアルな声をもとに、大学生が最も後悔していることをランキング形式でご紹介します。
同じ大学生として、私自身の経験も交えながらお伝えしていきますね!
大学生が後悔することランキングTOP10
全国の現役大学生および卒業後3年以内の社会人300名を対象にアンケート調査を実施し、「大学時代にしておけばよかったこと」について聞きました。
私の所属するゼミの先輩方からの声も参考にさせていただきました。
それでは、後悔度の高いものから順に見ていきましょう!
第1位:就職活動の準備を後回しにした
後悔度:89%
堂々の1位は「就職活動の準備を後回しにしたこと」でした。
3年生の後半から本格的に始まる就職活動ですが、その準備は1年生や2年生のうちから少しずつ始めておくべきだったという声が圧倒的に多かったです。
私自身、現在就活を控えた身として、インターンシップの締切に気づいたのが遅く、参加できなかった企業がいくつかあります。
早くから準備しておけば良かったと痛感しています。
「インターンシップの情報収集を3年生になってから始めたが、人気企業はすでに締め切られていて参加できなかった。後輩にはぜひ早めの行動をおすすめしたい」(一橋OB・商学部)
対策
- 1、2年生のうちからインターンシップ情報をチェックする
- キャリアセンターのガイダンスには早めに参加する
- OB・OG訪問を積極的に行い、業界の生の声を聞く
第2位:サークルやコミュニティに積極的に参加しなかった
後悔度:82%
「勉強や遊びに忙しくて」「面倒くさいと思って」など、様々な理由でサークル活動やコミュニティ活動に消極的だったことを後悔している声が多く聞かれました。
一橋の場合、部活やサークル、ゼミなど様々なコミュニティがありますが、最初の一歩を踏み出せずにいると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
私は幸い、1年生の時に興味のあるサークルに入部できましたが、「もっと他のコミュニティにも顔を出しておけば良かった」と感じることも多いです。
「サークルに入らなかったため、学部以外の友人ができず、人脈が広がらなかった。社会人になった今、多様な価値観に触れておけばよかった」(経済学部OB)
対策
- 入学直後のサークル勧誘期間を活用する
- 複数のサークルやコミュニティを掛け持ちしてみる
- 自分の興味・関心に合った活動を選ぶ
第3位:資格取得や専門スキルの習得を怠った
後悔度:78%
時間とお金の制約が少ない大学生のうちに、資格を取得したり専門スキルを磨いたりする機会を逃してしまったという後悔の声も多く聞かれました。
私の周りでも、簿記やTOEIC、プログラミングなど、就活や将来に役立つ資格・スキルを早くから身につけている人が多いです。
「今のうちに」という意識を持って行動できるかどうかが重要だと感じています。
「簿記検定を後回しにしていたら、就活直前の忙しい時期と重なってしまった。2年生のうちに取っておけばよかった」(商学部4年)
対策
- 大学の単位と連動している資格講座を活用する
- 長期休暇を利用して集中的に資格勉強をする
- オンライン学習プラットフォームを活用する
第4位:留学や海外経験の機会を逃した
後悔度:75%
大学が提供する留学プログラムや海外研修に参加しなかったことを後悔している学生も多くいました。
一橋では様々な留学プログラムが用意されていますが、「英語力に自信がなかった」「費用面で迷っていた」という理由で参加を見送る学生も多いです。
私も海外研修に申し込むか迷った末、見送ってしまったことがあります。
コロナ禍での制限が緩和された今、積極的に海外経験を積むべきだと実感しています。
「留学制度に応募する勇気がなかったが、実際に行った友人が素晴らしい経験をしていて羨ましかった。迷わずチャレンジすべきだった」(社会学部OG)
対策
- 1年生から留学情報を収集しておく
- 短期プログラムから始めてみる
- 奨学金や補助金制度も調べてみる
第5位:授業を真面目に受けなかった
後悔度:67%
「単位さえ取れればいい」という気持ちで授業に臨み、学びを深めるチャンスを逃してしまったという後悔の声も少なくありませんでした。
私も1年生の時は出席と課題提出だけを気にして、内容を深く理解しようとしていなかった授業があります。
今振り返ると、もっと真剣に向き合えば、専門知識が身についたはずです。
特に一橋の場合、少人数制の濃い授業が多いので、それを活かしきれていないのはもったいないですね。
「ゼミでの発言や質問をもっと積極的にすれば良かった。今思えば先生方はとても熱心に教えてくださっていたのに」(法学部OB)
対策
- 受け身ではなく、質問や発言を積極的に行う
- ノートは復習しやすいようにまとめる
- 興味を持てる授業を選択する
第6位:アルバイトばかりに時間を使った
後悔度:65%
お金を稼ぐことは大切ですが、アルバイトに時間を取られすぎて他の活動や勉強がおろそかになってしまったという後悔の声も聞かれました。
私の周りにも週5日以上バイトをしている友人がいますが、体調を崩したり、授業の課題に追われたりすることも多いようです。
短期的には収入が増えても、長期的に見ると他の経験ができなかったことによる機会損失の方が大きいかもしれません。
「飲食店のバイトを掛け持ちして稼いでいたが、そのせいで授業の予習復習や資格勉強ができず、就活で苦労した」(経済学部OG)
対策
- バイト時間を週20時間以内に抑える
- 長期休暇を活用して集中的に稼ぐ
- 時給の高いバイトを選ぶ
第7位:恋愛に消極的だった/恋愛に夢中になりすぎた
後悔度:60%
恋愛に関しては、「消極的すぎた」という後悔と「夢中になりすぎた」という後悔の両方が見られました。
大学生活における恋愛は、人間関係の構築や感情のコントロールなど、様々な面で成長できる機会でもあります。
バランスを取りながら経験を積むことが大切なのかもしれません。
「恋愛に全く興味を示さず、誘いも全て断っていたが、社会人になると出会いの機会が減って後悔した」(法学部OB)
「彼女との時間を最優先にして他の活動や友人関係を疎かにしていたら、別れた後に居場所がなくなってしまった」(商学部4年)
対策
- 恋愛も大学生活の一部として捉える
- 恋愛に限らず、多様な人間関係を構築する
- 一つの関係に依存しすぎない
第8位:健康管理をおろそかにした
後悔度:55%
「自由な生活リズムで体調を崩した」「運動不足になった」など、健康管理に関する後悔も目立ちました。
大学生になると生活リズムが乱れがちです。
私も1年生の時は夜更かしが習慣になり、授業に遅刻することも多かったです。
今は規則正しい生活を心がけていますが、早いうちから健康的な習慣を身につけておくべきだったと感じています。
「夜更かしと不規則な食生活で体調を崩し、大事な試験を欠席することになった。健康管理の大切さを痛感した」(社会学部3年)
対策
- 睡眠時間を確保する
- 定期的な運動を習慣にする
- 自炊の習慣をつける
第9位:お金の管理ができなかった
後悔度:50%
奨学金や仕送り、バイト代などのお金の管理ができず、無駄遣いしてしまったという後悔の声もありました。
特に一人暮らしを始めると、自分でお金を管理する必要がありますが、計画性がないと気づいたときには財布がピンチ…という状況になりがちです。
私も月の途中で食費が足りなくなることがあり、家計簿アプリで管理するようになりました。
「毎月の収支を把握せずに生活していたら、気づいたときには借金が…。早いうちから家計簿をつけるべきだった」(経済学部OG)
対策
- 家計簿アプリを活用する
- 月の初めに予算を決めておく
- 無駄な定額サービスを見直す
第10位:教授や先輩とのつながりを築かなかった
後悔度:45%
授業やゼミでの関わりだけで終わらせてしまい、教授や先輩とより深いつながりを構築できなかったことを後悔する声も聞かれました。
一橋では、教授との距離が近い環境があるにも関わらず、積極的にコミュニケーションを取らないのはもったいないですよね。
私も最近になってゼミの教授や先輩方とのつながりの重要性を実感しています。
「卒業後に研究について相談したくても、在学中に親しくしていた教授がいなかったので連絡するきっかけがなかった」(社会学部OB)
対策
- オフィスアワーを活用する
- ゼミや研究室の飲み会に積極的に参加する
- 研究テーマに関する質問や相談をする
大学生の後悔を避けるためのアドバイス
ここまで10個の後悔をご紹介しましたが、これらに共通するのは「行動の先送り」ではないでしょうか。
「今じゃなくてもいいや」「まだ時間はある」という思い込みが後悔につながることが多いようです。
大学生活は4年間(または6年間)しかありません。「今できること」に積極的にチャレンジする姿勢が大切です。
まとめ:後悔しない大学生活を送るために
この記事では、大学生が最も後悔していることTOP10をご紹介しました。
私自身、まだ大学3年生ですが、先輩方の後悔を教訓にして残りの大学生活を悔いのないものにしたいと思っています。
皆さんも「今日からできること」を一つずつ始めてみませんか?
小さな一歩の積み重ねが、後悔のない充実した大学生活につながるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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