【2025年版】大学生の飲み会予算完全ガイド|相場から節約術まで徹底解説

「今度幹事になったけど、いくらくらい集めればいいの?」

「みんなの負担にならない適切な予算って?」

「できるだけ安く楽しく飲み会をしたい!」

大学生活で欠かせない飲み会。
新歓コンパ、サークル飲み、ゼミ打ち上げなど様々なシーンがありますが、「適切な予算」が分からず悩んでいる学生は多いはず。

この記事では、大学生の飲み会における予算の相場から、シーン別の予算設定、さらには予算を抑えつつ満足度の高い飲み会を開くコツまで、現役大学生200人へのアンケート結果をもとに徹底解説します。

この記事を読めば、あなたも「予算上手な幹事」として評価されること間違いなしです!

  1. 大学生の飲み会予算の全国平均相場
  2. シーン別|飲み会の適切な予算設定
    1. 新歓・歓迎会の予算相場
    2. サークル・部活の定例飲み会の予算相場
    3. ゼミ・研究室の飲み会の予算相場
    4. 就活・内定祝いの飲み会の予算相場
  3. 予算別|おすすめの飲み会プラン
    1. 1000円台でできる飲み会プラン
    2. 2000円台でできる飲み会プラン
    3. 3000円台でできる飲み会プラン
    4. 4000円以上のちょっと贅沢な飲み会プラン
  4. 幹事必見!飲み会の予算を抑えるコツ10選
    1. 1. 事前予約と交渉でクーポンやサービスを獲得
    2. 2. 飲み放題の時間を考慮する
    3. 3. ランチタイム飲み会を活用
    4. 4. 金曜・土曜以外の曜日を選ぶ
    5. 5. 持ち込みOKの場所を探す
    6. 6. 二次会は割り勘制に
    7. 7. SNSのクーポンやキャンペーンを活用
    8. 8. 先割プランを利用する
    9. 9. 大人数割引を活用する
    10. 10. 幹事特典を確認する
  5. 幹事のための予算管理術
    1. 1. 事前に全員から集金する
    2. 2. 集金アプリを活用する
    3. 3. 余裕資金を確保する
    4. 4. 残金の扱いを事前に決めておく
    5. 5. 領収書は必ず保管する
  6. よくある質問
    1. Q1. 教授を飲み会に招く場合、教授の分の予算はどうするべき?
    2. Q2. 飲めない人(下戸)の会費は安くするべき?
    3. Q3. 飲み会の会計で端数が出た場合はどうするべき?
    4. Q4. 急に参加者が減った場合の対応は?
    5. Q5. 予算オーバーした場合の対処法は?
  7. まとめ

大学生の飲み会予算の全国平均相場

全国の大学生200人に聞いた飲み会の平均予算は以下の通りです。

飲み会の種類全国平均関東圏関西圏その他地方
居酒屋飲み会3,200円3,500円3,000円2,800円
学内飲み会1,800円2,000円1,700円1,500円
宅飲み1,500円1,600円1,500円1,300円

※2025年1月に独自調査を実施

地域による差はありますが、大学生の飲み会の全国平均予算は約3,000円前後というのが一般的な相場です。

また、都市部と地方では500〜700円程度の差があることも分かりました。

「思ったより高い!」と感じる方もいるかもしれませんが、後ほど紹介する予算節約術を活用すれば、1,500円程度でも充実した飲み会を開くことは十分可能です。

シーン別|飲み会の適切な予算設定

飲み会の目的やタイミングによって、適切な予算は変わってきます。

以下、シーン別の予算相場を解説します。

新歓・歓迎会の予算相場

【平均予算:2,500円〜3,500円】

新入生を歓迎するための飲み会では、新入生への配慮が必要です。

多くの大学では以下のような傾向があります:

  • 新入生の負担:2,000円〜2,500円
  • 在校生・幹事側の負担:3,000円〜4,000円

新入生はまだアルバイト収入も少なく、複数の新歓コンパに参加することも多いため、在校生が多めに負担するケースが一般的です。

「新歓コンパでは新入生の予算を2,000円に抑え、上級生は3,500円を集めています。この差額で乾杯用の日本酒やケーキを用意すると好評です」(関東・私立大3年生)

サークル・部活の定例飲み会の予算相場

【平均予算:2,000円〜3,000円】

定期的に開催されるサークルや部活の飲み会では、頻度や参加人数によって予算が変動します。

  • 週1回程度の頻度:1,500円〜2,000円
  • 月1回程度の頻度:2,500円〜3,000円
  • 季節行事(クリスマス、追いコンなど):3,000円〜4,000円

特に運動部は飲み会の頻度が高い傾向があるため、1回あたりの予算は抑え気味に設定されています。

「バスケ部では試合後の反省会を兼ねた飲み会を月2回ほど開いています。学生の家計に配慮して基本は2,000円で、大会優勝時など特別な時だけ3,000円に上げています」(関西・国立大4年生)

ゼミ・研究室の飲み会の予算相場

【平均予算:3,000円〜4,000円】

ゼミや研究室の飲み会は、教授や院生も参加することが多く、他の飲み会より若干予算が高めに設定されています。

  • 学生のみの飲み会:2,500円〜3,000円
  • 教授も参加する飲み会:3,500円〜4,500円

教授が参加する場合は、「教授のおごり」というケースも少なくありませんが、学生側で予算を用意するのがマナーです。

教授がおごってくれた場合はラッキーと考えましょう。

「うちのゼミは教授が『学生の間は勉強が本分だから』と必ず全額おごってくれますが、卒業時に感謝の気持ちを込めてプレゼントを渡すのが伝統になっています」(地方・国立大3年生)

就活・内定祝いの飲み会の予算相場

【平均予算:3,500円〜5,000円】

就職活動を終えた仲間を祝う飲み会は、ややフォーマルな雰囲気になることも多く、予算も高めに設定されることが一般的です。

  • 内定者を祝う一般的な飲み会:3,500円〜4,000円
  • 就活完全終了を祝う豪華な飲み会:4,500円〜5,000円

内定者をねぎらう気持ちから、「内定者は少し安く」という配慮をする大学グループも多いようです。

「全員内定が決まった時は『これからは稼ぐ身だ!』と全員で5,000円ずつ出し合い、いつもより良いお店で飲んだのは良い思い出です」(関東・私立大4年生)

予算別|おすすめの飲み会プラン

予算に応じたおすすめの飲み会プランを紹介します。

1000円台でできる飲み会プラン

【予算:1,000円〜1,999円】

この予算帯では、居酒屋での開催は難しいため、学内施設や自宅、公園などでの開催がおすすめです。

おすすめプラン:プチ宅飲みパーティー

  • 場所:メンバーの下宿・アパート
  • 食事:スーパーの半額惣菜、持ち寄りおつまみ
  • 飲み物:ビール・チューハイの大瓶を割り勘
  • 予算内訳
    • おつまみ持ち寄り:500円/人
    • 飲み物代:500円/人(2〜3杯分)
    • 紙皿・紙コップ:100円/人
    • 合計:1,100円/人

おすすめプラン:学食ランチ飲み会

  • 場所:大学の学生食堂
  • 食事:学食のランチメニュー
  • 飲み物:近くのコンビニで購入(ノンアルコール)
  • 予算内訳
    • 学食ランチセット:600円〜800円/人
    • 飲み物:200円〜300円/人
    • デザート:200円/人
    • 合計:1,000円〜1,300円/人

「サークルの新入生歓迎会では、昼間に学食を貸し切って『ランチ新歓』をしています。お酒がなくても新入生は上級生と話せるだけで満足してくれますし、予算も1,000円以内で収まります」(関西・私立大2年生)

2000円台でできる飲み会プラン

【予算:2,000円〜2,999円】

この予算帯になると、格安居酒屋チェーンでの飲み放題安いコース料理を選ぶことが可能になります。

おすすめプラン:格安居酒屋の飲み放題プラン

  • 場所:「鳥貴族」「笑笑」などの格安居酒屋チェーン
  • 内容:飲み放題(90分)+おつまみ数品
  • 予算内訳
    • 飲み放題:1,500円/人
    • フード:500円/人(みんなでシェア)
    • 税・サービス料:200円/人
    • 合計:2,200円/人

おすすめプラン:昼飲みプラン

  • 場所:ファミレスやカフェ
  • 内容:ランチ+持ち込みアルコール(許可店舗のみ)
  • 予算内訳
    • ランチセット:1,000円〜1,500円/人
    • 持ち込みアルコール:500円〜800円/人
    • デザート:300円〜500円/人
    • 合計:1,800円〜2,800円/人

「某ファミレスチェーンでは昼間なら飲み物の持ち込みに目をつぶってくれるお店があります。ランチを頼んで、こっそりアルコールを持ち込めば2,000円台で充実した飲み会ができます」(関東・国立大4年生)

※店舗の方針によりますので、事前確認をおすすめします

3000円台でできる飲み会プラン

【予算:3,000円〜3,999円】

大学生の飲み会で最も一般的な予算帯です。飲み放題付きコース料理少し良い居酒屋を選べます。

おすすめプラン:居酒屋の食べ飲み放題コース

  • 場所:中級居酒屋チェーン
  • 内容:2時間飲み放題+料理7〜8品のコース
  • 予算内訳
    • 食べ飲み放題コース:2,800円/人
    • 追加料理:500円/人
    • 税・サービス料:300円/人
    • 合計:3,600円/人

おすすめプラン:ホームパーティー豪華版

  • 場所:広めの部屋がある人の自宅
  • 内容:手作り料理+デリバリー+お酒
  • 予算内訳
    • 手作り料理材料費:1,200円/人
    • デリバリー料理:1,000円/人
    • アルコール・ソフトドリンク:800円/人
    • 合計:3,000円/人

「誕生日会を兼ねた飲み会では、みんなで3,000円ずつ集めて、下宿に集合。一人がピザを注文する係、一人がケーキを買う係という感じで分担し、残りでお酒を買いました。居酒屋より料理が豊富で長居もできるのでコスパ最高です」(関西・私立大3年生)

4000円以上のちょっと贅沢な飲み会プラン

【予算:4,000円〜】

就活終了祝いや卒業パーティーなど、特別なイベントに適した予算帯です。専門料理店少し高級な居酒屋を選べます。

おすすめプラン:ちょっと贅沢な専門料理店

  • 場所:焼肉店・しゃぶしゃぶ店など
  • 内容:専門料理コース+飲み放題
  • 予算内訳
    • 専門料理コース:3,000円〜3,500円/人
    • 飲み放題:1,500円/人
    • 税・サービス料:500円/人
    • 合計:5,000円〜5,500円/人

おすすめプラン:季節限定イベントプラン

  • 場所:屋形船・ビアガーデン・クリスマスパーティー会場など
  • 内容:季節限定コース+飲み放題
  • 予算内訳
    • 季節限定コース:3,500円/人
    • 飲み放題:1,500円/人
    • 税・サービス料:500円/人
    • 合計:5,500円/人

「4年間一緒だったゼミのメンバーとの卒業パーティーでは、思い切って1人5,000円の予算で高級焼肉店を予約しました。普段は行けないお店だけに思い出に残る飲み会になりました」(関東・私立大4年生)

幹事必見!飲み会の予算を抑えるコツ10選

限られた予算でも満足度の高い飲み会にするためのコツを紹介します。

1. 事前予約と交渉でクーポンやサービスを獲得

多くの居酒屋では、予約特典として「乾杯ドリンク無料」「幹事1名分無料」などの特典があります。2週間前までの早期予約で特典が増えるケースも。

「必ず複数の居酒屋に見積もりを取り、『他店ではこういう特典があるんですが』と交渉すると、ほとんどの店がなにかしらサービスをつけてくれます」(関東・私立大4年生)

2. 飲み放題の時間を考慮する

飲み放題は90分と120分の料金差は300円〜500円程度です。本当に長く飲むグループなら120分がお得ですが、女子が多いグループや飲みが弱いメンバーが多い場合は90分で十分なことも。

3. ランチタイム飲み会を活用

ディナータイムよりランチタイムの方が同じメニューでも20〜30%安くなります。サークル飲み会や気の知れた仲間との飲み会は、昼間に設定するのも一つの手です。

4. 金曜・土曜以外の曜日を選ぶ

多くの居酒屋では、平日(特に月〜木)の方が週末より安いプランを提供しています。場合によっては1人あたり500円以上安くなることも。

5. 持ち込みOKの場所を探す

カラオケ店や一部のカフェでは、飲食物の持ち込みが可能な場所があります。基本料金+持ち込み料を払っても、居酒屋より安く済むことが多いです。

「カラオケの『フリータイム+ドリンクバー付きプラン』を予約して、おつまみを持ち込みました。6時間歌い放題で1人2,000円以下でした」(地方・国立大2年生)

6. 二次会は割り勘制に

一次会と二次会の両方を「全員参加の飲み放題」にすると予算が膨らみます。

二次会は「行きたい人だけ参加の実費制」にすると、全体の予算を抑えられます。

7. SNSのクーポンやキャンペーンを活用

「LINE」「Instagram」「ホットペッパー」など、SNSやグルメサイトの会員限定クーポンを活用することで、500円〜1,000円/人の節約になることも。

8. 先割プランを利用する

多くの居酒屋チェーンでは、「2週間前の予約で10%オフ」「1ヶ月前の予約で幹事無料」などの「先割」特典があります。計画的に飲み会を開催しましょう。

9. 大人数割引を活用する

8人以上などの大人数で予約すると、「飲み放題30分延長無料」「コース料理一品追加」などの特典がつくことが多いです。

10. 幹事特典を確認する

ほとんどの居酒屋チェーンでは、幹事向けの特典があります。

幹事1名分無料」「幹事にギフトカードプレゼント」などの特典を見逃さないようにしましょう。

「某居酒屋チェーンでは15人以上の予約で幹事が無料になります。そのため、14人の飲み会でも『あと1人来るかも』と言って予約し、実際には来なかった場合でも幹事分が無料になったことがあります(笑)」(関東・私立大4年生)

※モラルに反する行為はおすすめしません

幹事のための予算管理術

飲み会の予算をスムーズに管理するためのポイントを紹介します。

1. 事前に全員から集金する

「当日集める」は入金漏れやトラブルの元。飲み会の1週間前までに集金を完了させましょう。

2. 集金アプリを活用する

「LINE Pay」「PayPay」「Kyash」などの割り勘アプリを使えば、現金のやり取りなく簡単に集金できます。

3. 余裕資金を確保する

予想外の出費に備えて、計画予算の10%程度は余裕を持たせることをおすすめします。

余った場合は次回の飲み会の費用に回せます。

4. 残金の扱いを事前に決めておく

飲み会終了後に予算が余った場合の扱いを明確にしておきましょう。

次回の飲み会費用に繰り越す」「参加者に返金する」「サークル会計に入れる」など、事前に決めておくとトラブル防止になります。

5. 領収書は必ず保管する

万が一のトラブル防止のため、お店からの領収書は最低1ヶ月は保管しておくことをおすすめします。

よくある質問

Q1. 教授を飲み会に招く場合、教授の分の予算はどうするべき?

A1. 基本的には「教授も含めて均等割り」が一般的です。

ただし、研究室によっては「教授は招待」という暗黙のルールがある場合もあります。先輩や教授の秘書さんに確認するとよいでしょう。

Q2. 飲めない人(下戸)の会費は安くするべき?

A2. 飲み会の趣旨によります。親睦が目的なら均等割りが一般的ですが、「飲む量に応じて会費を変える」というルールを設けているサークルもあります。

ただし、会計が複雑になるため、「飲めない人には良質なソフトドリンクや料理を多めに提供する」という配慮の方が無難です。

Q3. 飲み会の会計で端数が出た場合はどうするべき?

A3. 少額(100円未満)の端数は、幹事が負担するか、サークルの会計に入れるのが一般的です。

次回の飲み会で調整することも可能です。

Q4. 急に参加者が減った場合の対応は?

A4. お店によっては「当日キャンセル料」が発生します。トラブル防止のため、「キャンセルは3日前まで」「当日キャンセルは半額負担」などのルールを事前に決めておくことをおすすめします。

Q5. 予算オーバーした場合の対処法は?

A5. 予算オーバーが判明した時点で参加者に正直に伝え、追加集金の了承を得るのがベストです。

それが難しい場合は、幹事で負担するか、次回の飲み会で調整するなどの対応が考えられます。

まとめ

大学生の飲み会予算は、全国平均で3,000円前後ですが、地域や目的によって大きく変動します。

大切なのは、参加者の経済状況や飲み会の目的に合わせて、適切な予算設定を行うことです。

高すぎる予算設定は参加者の負担になりますが、低すぎる予算では満足度の高い飲み会は難しくなります。

この記事で紹介した「予算別プラン」や「予算を抑えるコツ」を参考に、コストパフォーマンスに優れた飲み会を企画してください。

また、幹事は単に会場を予約して会費を集めるだけでなく、参加者全員が楽しめる雰囲気づくりも大切な役割です。

予算管理をしっかり行いつつ、思い出に残る飲み会を実現しましょう!


この記事は大学生200人へのアンケート結果と、過去5年間の大学生飲み会幹事経験者50人へのインタビューをもとに作成しています。地域や大学によって相場は異なる場合がありますので、あくまで参考値としてご活用ください。

(2025年4月更新)

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